自社の運用にあわせた、様々な勤務体系などへにも対応
勤務表のフォーマットもそのまま取り込めました。
導入前の勤怠管理・労務管理の問題点は何でしたか?
会社からのミッションは業務の「カイゼン」でした。まずとりかかったのが勤怠管理でした。
導入前の勤怠管理は、各拠点にタイムリコーダーを設置。各従業員が紙のタイムカードに打刻していました。各店の店長が弊社独自のエクセル勤務表に日々の打刻データを手入力しており、店長の作業負担がかかっておりました。
また管理部門では、入力したエクセル勤務表を店舗から管理部門にメールで受領します。その上で、別途郵送された紙のタイムカードとの入力ミスの確認をチェックしていました。そうした、管理・集計・確認に多くの時間を浪費しておりました。
その時間を削減してお客様へのサービスに充てられないかが課題となりました。
また、弊社独自のエクセル勤務表に組まれた、弊社独自の労働時間と給与計算をどうやってシステム化するのも大きな課題となりました。
「ICタイムレコーダー」を選定いただいた理由は何ですか?
我々独自のエクセル勤務表には給与計算を含んだ、複雑な計算式が組まれておりました。何社かの勤怠管理システムベンダーにその対応ができるか問い合わせいたしましたが、「対応できない」「見積もりできない」との回答で、勤怠管理システム化が進みませんでした。
「ICタイムレコーダー」では自社で使っているエクセル勤務表のフォーマットがアップロードできる機能がついており、カスタマイズなしで現在の勤務表が取り込めました。
取り込むにあたっては、マクロなども組まれていたため、フォーマットに変換するのに苦労しましたが、担当の方が最後までサポートしていただき大変助かりました。導入費用とランニング費用が他社に比べ非常に安く、社内稟議もすんなり通すことができました。
ICカードの打刻端末はWindowsパソコンにICカードリーダー「PaSoRi」を接続するだけで、ソフトウェアライセンスも不要でした。
また、打刻用ソフトウェアをインストールパソコンはタイムレコーダー専用ではなく、他の業務でも併用が可能でしたので導入費用が非常に低く済みました。
全店の導入のアドバイスは勿論、設定等は、「ICタイムレコーダー」の担当の方が弊社のアカウントにログインしていただき、弊社の運用に合わせた、細かいアドバイスをいただけました。
「ICタイムレコーダー」の導入後の効果はいかがでしたか?
導入時26店舗約180名でしたが、1ヶ月ほどで全店舗で本運用出来ました。
導入時26店舗約180名でしたので、導入には数か月かかることを覚悟しておりましたが、実際には1か月ほどの併用期間で全店舗に導入し、本運用が可能でした。
既存のフォーマットをそのまま使用できるということで、導入も進み、現場も給与計算を行う管理部門も混乱が少なかった次第です。
当初の目的であった勤怠管理の効率化も進み26拠点の労務管理データをリアルタイムで管理可能になっています。店舗が多い分、勤務体系や管理の仕方も様々ですが、サポートの方の支援の下、細かい設定も出来「カイゼン」につながっております。