On-callのために待機勤務をしている訪問看護・介護事業所などの勤怠管理を後押し。分割勤務(一日2勤3勤対応)機能の導入により、介護・医療や中小企業における労働時間管理のDX化を推進します。
クラウド型勤怠管理システムを提供する株式会社オープントーン(東京:千代田区)は、2025年6月に新しく「分割勤務」機能をリリースいたしました。IC勤怠により、介護・医療業界におけるオンコール勤務の労働時間管理をさらに円滑に行えるようになりました。
オンコール対応機能を開発した背景
近年、介護施設や医療現場では、通常の勤務時間に加えて夜間や休日の「呼び出し勤務(オンコール)」への対応が求められるケースが増えています。しかし2回目の出勤以降は1日の労働時間計算がうまくいかなかったり、運用で解決しようにも普段と異なる打刻が必要なったりとミスが起きやすい状態でした。いわゆる1日2勤3勤を管理できるようになりました。
課題を解決する分割勤務機能の詳細
このたびリリースされた「分割勤務」機能では、以下のように改善が実現されました。
退勤後の再打刻を自動集計
一度退勤打刻を行った後でも再度の出勤・退勤を記録することができ、「呼び出し勤務(オンコール)」への対応が可能になりました。労働時間、休憩時間などすべての勤務時間を正しく計算できます。
従業員も通常の出退勤と同じように打刻すればよく、打ち間違いなどのミスも起こりにくい仕組みになりました。特に夜間対応が多い介護や訪問看護、在宅医療などの事業者にとって、業務負担の軽減と労務管理の効率化が期待されます。
1日に複数回の出退勤に対応
あらかじめ1日に複数回の出退勤が決まっている場合にもご活用いただけます。通常は出退勤打刻を複数回行った場合、出勤は一番初めの打刻、退勤は一番最後の打刻を用いて労働時間の計算を行います。しかし分割勤務を有効にすると、出勤と退勤のペアごとに労働時間として計算し、退勤と出勤の間を中休みとして休憩時間も自動で計算を行います。
そのため飲食店でよく見られる複数店舗への応援対応などにもご利用いただけます。
導入設定は2ステップで簡単


- 分割勤務に使用する打刻の種類を登録します
- 分割勤務の使用設定を「有効」にします
- あとは実際に打刻するだけでご利用になれます
今後の展望
今後も勤怠管理システム「ICタイムリコーダー」はデジタル化に課題を抱える中小企業を中心に、特に製造、小売り、医療・介護業界に合わせた柔軟な勤怠管理機能を提供していきたいと考えています。更なる機能の拡充を通じて、現場の業務改善と働きやすい職場づくりを支援してまいります。
本プレス以外にも勤怠管理に必須の様々な機能のご用意がございます。詳細については以下の資料請求をお申し込みください。