クラウド型勤怠管理システム「ICタイムリコーダー」に勤務種別メンテナンス機能が追加。「出張時の自動打刻」、看護休暇などの「独自休暇の管理」、夜勤などの「手当の計算」まで運用に合わせた勤務管理が可能に。
クラウド型勤怠管理システム【ICタイムレコーダー】を提供する株式会社オープントーンは2025年2月より、勤務種別メンテナンス機能を一般向けに提供開始しました。労務管理者はこの新機能から新しい勤務種別を登録/設定することで、以下のような会社の運用ルールに応じた勤怠管理を行えるようになります。
- 出張や研修、外出時に自動的に出退勤の打刻を登録
- 慶弔休暇や育児休暇、振替休日などの日数管理
- 夜勤やお弁当など様々な手当を支給するためのカウント
- 上記の集計を行いやすくするためのエクスポート機能
これによりIC勤怠での勤怠管理の柔軟性が向上するだけでなく、運用の効率化とより正確な従業員の勤怠状況管理が実現します。
勤務種別メンテナンスを開発した背景
勤怠管理を行う労務担当者や社労士の方々から、会社のルールにあった「実務に即した勤務管理を実現したい」というご要望を多くいただいておりました。特に以下のような声が寄せられていました。
- 「出張」や「社外研修」などの事業所に不在となる勤務を通常の出退勤と区別して管理したい
- 「介護休暇」や「育児休暇」など、特別休暇の種類を増やして申請・管理できるようにしたい
- 「夜勤」などの特殊な勤務を明確に記録して手当の支給処理を自動化したい
また、従業員の育休取得など働き方の多様化が進む中で、企業ごとに異なる勤務体系に対応しやすい仕組みが求められています。そこで、より柔軟な働き方の管理を可能にする「勤務種別メンテナンス」機能を開発し、勤怠管理業務の負担軽減と運用の最適化を支援できるようにしました。
勤務種別メンテナンスの特徴
「勤務種別メンテナンス」機能により、以下のような設定が可能になりました。
- 独自の勤務種別の作成:「出張」や「研修」などの勤務種別を追加し、自動で出退勤の打刻を反映
- 特別休暇の管理:「介護休暇」「育児休暇」などを自由に追加しスムーズな申請・承認フローを実現
- 手当支給の効率化:「夜勤」などの特殊な勤務の回数を集計し、Excel勤務表や給与データに出力
これにより、企業の勤怠管理ルールに合わせた柔軟な運用が可能になることで、労務管理者の負担軽減と業務最適化を実現します。
新機能の利用事例

新機能の利用手順詳細は製品ヘルプページにてご案内しております。
今後のIC勤怠の展望
勤務種別メンテナンスの追加を契機に、「ICタイムリコーダー」は今後も法改正対応や休暇管理強化、柔軟な勤務制度対応を進めていきます。育児・介護など様々な従業員の働き方を後押しできる勤怠管理システムを実現させてまいります。