
企業名 | サンプル株式会社 |
業種 | 食品製造業・販売業 |
従業員数 | 約100名 |
拠点数 | 7拠点 |
「安心・安全でおいしい食品を、もっと身近に。」をモットーに、地域に根ざした製造・販売を行うサンプル株式会社様。
自社工場での製造を中心に、直営店舗を複数展開し、こだわりの商品を日々多くのお客様に届けています。
一方で、工場と各店舗では勤務形態が異なるうえ、スタッフの直行直帰やシフトの多様化も進む中で、勤怠管理の煩雑さや手作業によるミスのリスクに課題を感じていたといいます。
「現場に負担をかけず、正確な勤怠管理を実現できる仕組み」を探す中で、ICタイムリコーダーの導入に至りました。
今回は、導入前の課題から導入後の変化まで、実際の運用を担当されているA様に詳しくお話を伺いました。
導入前の課題:手書き運用が残り、正確性に不安
もともとICカードでの打刻は取り入れていたものの、一部では手書きの出勤簿が残っており、打刻ミスや改ざんリスクが懸念されていたそうです。
また、スタジオごとに設置された打刻場所が限られており、誰でも気軽に打刻できる環境ではなかったという点も問題でした。
「スタッフの勤務状況が正確に把握できないことが続いていて、細かい遅刻や早退も見逃されがちでした」
(担当者様)
導入の決めて:正確な記録と“見える化”で時間管理の意識づけを

ICタイムリコーダーを検討した理由は、必要最低限の機能に絞られており、シンプルで導入しやすかったこと。
加えて、導入前からサポート体制がしっかりしており、“売りっぱなしではない”という安心感も決め手となりました。
「紙のときは記入漏れが多かったのに、ICタイムリコーダーにしてから打刻忘れがほとんどなくなったのは驚きでした」
「スタッフもすぐに慣れて、操作も“かざすだけ”で本当に簡単。ITが苦手な人でも問題なく使えています」
導入後の変化:意識が変わり、現場の時間にメリハリが生まれた
導入によって、スタッフ一人ひとりの時間管理に対する意識が変わったと感じているそうです。
- 終業後にスタジオに居残る人が減った
- スマホ打刻で直行直帰もスムーズに対応できるようになった
- 残業申請などの運用もスマートに移行中
申請機能の活用や、今後の給与ソフトとの連携、他拠点への展開など、今後の活用の幅も広がりそうです。
今後の展望:さらに柔軟で正確な運用へ
現在はまだ一部でスマホ打刻に苦手意識のあるスタッフもいるとのことですが、担当者様はこう語ります。
「本当にシンプルな仕組みなので、少しずつ慣れてもらえるよう促していきたいと思っています」
今後は、すべての拠点への展開や、スマホからの残業申請運用の強化など、さらなる勤怠の見える化を進める予定とのことです。